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印刷用語 「とんぼ」 とは?
印刷用データには、「とんぼ」というものが 必要となります。印刷物の仕上がりサイズの外側四方につけるL字のマークが「とんぼ」です。
印刷用データは、実際に仕上がる印刷物のサイズよりも四方約3mmづつ大きく作ります。この3mm部分を「塗り足し」と呼びます。とんぼは、この塗り足しの領域を示す役目もしています。
印刷物は、一枚の大きな紙にシアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)の4色のインキを重ねて印刷していきます。この時に各色インキの刷り位置を合わせる目印としても「とんぼ」が使用されます。 最終的には、とんぼを目印にして断裁(紙を切り落とす)して、仕上がりサイズに加工します。なので仕上がりサイズよりも3mm程度はみ出た塗り足し部分を作成していただきますと、断裁時に微妙なズレが生じても、紙の白地が見えずにキレイに仕上がります。
また仕上がりサイズに近い位置に文字を置いてしまうと、断裁ズレによっては文字が切れてしまう事がありますので、デザイン上必要な場合を除いて、仕上がり位置より2~3mm程度内側に配置しましょう。
以上、「とんぼ」は重要な役目をしております。
データ入稿の際には忘れずに「とんぼ」付けて下さい。
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2017/03/22 |